■ハワイ島の超大型望遠鏡サイトも■
ハワイ州政府のウェブサイトなどに26日から、サイバー攻撃とみられる不正アクセスがあり、一時障害が出ていたことが明らかになった。AP通信などが報じた。
現在、ハワイ島にある標高4205mの「マウナ・ケア」山頂に、約1600億円をかけて、日本など5カ国が建設を計画している世界最大の光学赤外線望遠鏡「TMT」のウェブサイトにも、不正アクセスがあり障害が発生した。
地元の環境保護グループやハワイ先住民の活動家たちが建設計画の中止を求める抗議活動を行っているが、反対グループではサイバー攻撃への関与を否定している。
AP通信などによると、国際的ハッカー集団アノニマスと関連があるとするブログ「オペレーション・グリーン・ライツ」に、双方のサイバー攻撃に関与したとの書き込みがあった、という。
◎ハワイ州政府
ウェブサイト:hawaii.gov