■平和への願いを込めて夜空を彩る長岡の花火■
日本などアジア・太平洋地域とハワイの文化交流を目的とする「第21回ホノルル・フェスティバル」が3月6日(金)、ワシントン・プレイス(州知事公邸)で催される州知事主催昼食会などで幕を開ける。8日(日)までハワイ・コンベンションセンターを軸にワイキキなどで約120の興行を盛大に実施。世界中から7万人が訪れ、1,000万ドルの経済効果をハワイにもたらす。最終日にカラカウア通りで催される盛大なグランドパレードの後、クライマックスには、今年も新潟県「長岡の花火」がハワイの夜空を焦がす。参加無料(一部イベントを除く)
ホノルル・フェスティバルは1995年に日本とハワイの相互理解や親睦を深めるために発足。以来、毎年多くの観光客をはじめ、環太平洋の大規模な文化交流イベントに成長した。今年も日本とハワイのほか、アラスカ、韓国、台湾、豪州などから約5000人が参加。各国の伝統芸能なども披露され、国際色溢れるイベントだ。7、8の両日午前10時から、コンベンションセンターで行われる縁日コーナーも充実、ハワイで懐かしい思い出に浸れる。
見どころは、最終日8日午後4時半から8時まで、ワイキキのメインストリート、カラカウア通りを練り歩く壮大なグランドパレード。ホノルル警察白バイ隊が先頭を飾り、高さ6m、全長10mを超える火を噴く大蛇山のほか、創意工夫を凝らした山車(だし)や御輿(みこし)のほか、各地のふるさと祭りの踊り手たちが勢揃いする。グランドパレード終了後、午後8時半から1945年の長岡空襲で犠牲となった方々への慰霊と復興、平和への願いを込めて、翌46年より始まった「平和を祈る花火」長岡の花火がワイキキの夜空へ打ち上げられる。この時期ハワイに来られる方はどうぞお楽しみください。
◎ホノルル・フェスティバル
日時:3月6日~8日
会場:ハワイ・コンベンションセンターほか
電話: (808) 926-2424
HP:www.honolulufestival.com
写真提供:ホノルルフェスティバル