■今日17日から週末にかけて注意報発令■
ハリケーン「Ana」が現在、太平洋上を北西に進んでおり、今日17日（金）から週末にかけて、南のハワイ島から北のカウアイ島にかけての太平洋上南側を通過する可能性が迫っている。本日午前11時、米海洋大気庁気象局の中部太平洋ハリケーン・センターは、次のような注意報を発令している。
Anaはカテゴリー1のハリケーン（最大風速120km/h）で、ハワイ島ヒロの南の太平洋上約365km、ホノルルの南東約615kmにあり、北西の方向に時速22kmで移動している。
ハワイ郡、マウイ郡（モロカイ島、ラナイ島含む）、オアフ島、カウアイ郡（ニイハウ島含む）と、それぞれの周辺海域に熱帯低気圧注意報が発令されている。
Anaは、17日には勢力を若干強めるが、明日18日（土）から19日（日）にかけ、徐々に勢力を弱める見込みとなっている。
熱帯低気圧となったAnaは、ハワイ島に近づく今日17日夜にはハリケーンとなる見込み。ただ、次第に勢力を弱め、18日には再び熱帯低気圧になる模様。
Anaは今後、進路と勢力が変わる可能性が高く、TVやラジオなどの最新情報に注意し、大雨や強風、高波による停電、浸水などの被害が生じる恐れがあるので、用心が肝要だ。