■JALとANAは前年比5.7%アップ■
今年のお盆休み期間(2014年8月8日~17日)の予約状況を日本航空(JAL)と全日空(ANA)が8月1日までにまとめた2社合計の国際線予約人数は、対前年比5.7%アップの49万4440人だった。方面別の予約率では、ハワイがJALで2.6ポイント増の94.9%、ANAで3.6ポイントアップの95.1%と好調だ。
方面別の予約率では、ハワイに続き、JALはグアムが94.1%、米大陸が93.1%、オセアニアが91.7%と90%を超えている。一方、ANAはハワイ以外が80%台。ただし、北米は5.8ポイントアップの89.9%となった。
方面別の動向で予約数の伸び率では、JALはオセアニアが10.9%アップと伸びたほか、米大陸が8.5%増、東南アジアが5.2%アップ、グアムが4.9%増と前年を上回った。ANAは北米が27.7%アップ、欧州は27.3%増、アジアは12.6%アップと2桁のプラス成長となっている。
企業別で見ると、予約人数、座席数ともに羽田で大幅に増便したANAが2桁の伸びを示した一方、JALは前年並み。ただし、予約率ではJALが上回っている。JALは予約人数が0.7%アップの25万7418人、座席数が2.9%増の29万6737席で、予約率は1.9ポイント減の86.7%。ANAは予約人数が11.8%アップの23万7022人、座席数が14.0%増の27万6850席となり、予約率は1.7ポイント減の85.6%だった。