■現地ビジネスに根ざした企業の社会的責任の一環■
日本2位の総合電機メーカー「パナソニック」は、現地ビジネスに根ざした企業の社会的責任(CSR)の一環として、次世代支援活動プログラム「キッズスクール」を、今回はハワイで行われた。世界各地で展開しているが、動画も交えて、ハワイでの活動の模様をお届けする。
まず、エコラーニングプログラムとして、座学で創エネ、省エネについて学んだ後、太陽光と乾電池で動くハイブリッドカーの模型づくりに挑戦。太陽光によってエネルギーを作り、それが実際の模型を動かせる様子を見て、太陽光発電について身をもって体験した。また、世界遺産であるキラウエア火山を訪れ、美しい自然を見学。世界遺産の大切さや、環境を守ることの大切さを学んだ。
キッズスクールのようなCSR活動は、「地元から信頼される企業になるためにはとても重要」と、現地でパナソニックの太陽光パネル据付を請け負う関係者は語る。地元社会に受け入れられ、パナソニックの活動に理解を示してくれる未来のファン作りを少しずつ進めているパナソニック。その意義がよく伝わってくる。
キッズスクールの講師を務めたMegumiさんは、子供たちに、こう語りかけた。「この先、とても過酷な環境変化と資源不足に私たちは直面していくでしょう。でも、私たちは、あなたたちが未来を変えられる可能性を秘めていると信じています」。この言葉こそ、キッズスクールの精神なのだと実感させられる。