ハワイロード

バリ・ステーキ&シーフードから新メニュー

■ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート■

 ワイキキ・ビーチを望むヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート内のオーシャンフロントレストラン「バリ・ステーキ&シーフード」で、昨年11月に就任したJJ・ラインハート料理長が長年引き継がれているレシピを再現した新メニューを発表した。可能な限りハワイの食材を使用するアイランド・ハーベスト・キュイジーヌをコンセプトに、ハワイらしい雰囲気の中で一度は味わいたい自慢のメニューを紹介する。

 前菜の「トマト&グリーンパパイヤスープ」($10)は、ハワイ島産のトマトと熟す前のグリーンパパイヤを煮込み、クルトン、マカダミヤナッツのレリッシュとシナモンリーフフレーバの冷製スープ。オアフ島ノースショア産のコーン、エノキ茸、枝豆、ハワイ島産のロブスターを使ったクリアスープ「コナロブスターブイヨン」($14)もお薦めだ。

 ハワイの新鮮な海の幸を堪能するなら、マグロのポキ、タラバガニ、エビ、アワビ、シーアスパラガスのサラダ、ハワイ島産カンパチの刺身仕立てが盛り合わせ「バリ シーフード プラター2 人前」($85)をマンゴーカクテルソースやポン酢、特製マスターソースで仕上げている。

 肉好きには、キアヴェの炭火で香り良くスモークした牛肉の薄切りに、ハマクア産マッシュルームソース、フォーファーム産トマトと茸のコンフィ、マスタードシードピクルス、粉ワサビを合わせた「スモークドビーフ カルパッチョ」($15)が一番人気。キアヴェの木は燃やすと独特の香りを漂わせることから、ハワイでは肉を焼くときに珍重されている。

 メインには、2人用に最適な28 日間乾燥熟成させた1,020g の大きな骨付きプライムリブアイステーキの「トマホーク2 人前」(1 名分$60)や、21 日間熟成させたプライムグレードのステーキ340gの「ニューヨークサーロイン」($48)が自慢。生マグロのペッパーステーキの「アヒツナ シャトーブリアン オウ ポワブル2 人前」(1 名$55)や、マグロを軽く炙り焼き目を付けた「シアードアヒ」($42)やカンパチのフィレを塩焼きにした「ソルトローステッド カンパチフィレ」($39)、その日に収穫した本日の鮮魚を味わえる「アイランド マーケット キャッチ」(時価)など魚料理も充実している。

 過去30 年間にわたり地元の人々はもちろん、世界中から訪れる旅行者に愛され続けているバリ・ステーキ&シーフード。今年2 月に数百万ドルをかけた改装を終え、新しく生まれ変わった。入口に設けたラウンジエリア「パラダイス・ラウンジ」は、明るくモダンな珊瑚色とターコイズ色のトロピカルカラーにバリの幾何学的なパターンを取り入れたコンテンポラリーな雰囲気。室内でありながらアウトドアにいるような快適で、お洒落な空間になった。

 ブルーハワイやマイタイなどの各種トロピカルカクテル、グラスワイン、ビールなどのアルコール類の他、シュリンプカクテル、渡り蟹のコロッケ、カルアポーク、スイートポテトフライなどの食事がオーダーでき、誰もが気軽に利用することができる。毎週金曜日と土曜日の午後6 時から9 時までは、地元の人気アーティストによるライブエンターテイメントが楽しめる。

 バリ・ステーキ&シーフードは、美しいワイキキ・ビーチの眺望と太平洋の風を感じられるハワイらしい雰囲気の中で、銘ワインを集めたワインリストとともにハワイ産の食材をふんだんに使ったアイランド・ハーベスト・キュジーヌを味わえる。ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのレインボー・タワー中2階にあり、夕方は空の色が刻々と変化する美しい夕日、優しく打ち寄せる波の音と穏やかな風に包まれながら、エレガントな夜を過ごしてみては?

◎バリ・ステーキ&シーフード

場所:レインボー・タワー中2 階
営業時間:午後5 時~午後9 時(毎週火~土)
定休日:日曜日・月曜日
ドレスコード:スマートカジュアル
HP:hiltonhawaiianvillage.jp