■会員制と従業員は引き継がれる見込み■
ハワイの総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」が今秋をメドに、ロサンゼルスとハワイに拠点を持つ会員制の食品・生活関連スーパー「マルカイ・コーポレーション」を買収する交渉が水面下で進められていることが3日までに明らかになった。
関係者の話しでは、ドン・キホーテがマルカイの100%株主として買収する見込み。また、現在9月30日をメドに交渉が着々と進んでいる、という。
これまでマルカイは、主として会員制で運営されてきたが、このシステムと、現在の従業員も引き継いで、新たにドン・キホーテが運営する計画になっている。
ハワイのドン・キホーテは2006年2月に、旧ダイエー本社の海外事業からの撤退を受けて、当時、カヘカ、パール・シティー、ワイパフ、カイルアの4店舗を買収した。カイルア店は現在、米国のディスカウントチェーン「ターゲット」が移転するため、閉店された。
マルカイ・コーポレーションはオアフ島で現在、カメハメハ・ハイウェーに会員制マルカイ・ホールセールマートと、ワード・ファーマーズ・マーケット内にマルカイ・マーケット・プレイスを運営している。
◎ドン・キホーテ
HP: www.donki.com
◎マルカイ・コーポレーション
HP: www.marukai.com