■大手結婚情報誌の「海外ウエディング」調査■
大手結婚情報誌が、海外挙式の状況についてアンケート調査した結果、昨年の海外挙式実施者の約60%がハワイだったことが3日までに明らかになった。理由は、ハワイでは「列席者の満足感」を重視し、ハワイ以外では「海外ならではの特別感」に重きを置いている。
また、海外挙式実施者に、東日本大震災による影響は大きく見られず、費用総額は前回調査と同程度。同震災による変更も少なく、影響はほとんど見られなかった。
海外挙式エリアについては、約60%がハワイで実施し、依然としてハワイ人気は高い。前回調査よりも5.9ポイントアップし、ハワイ志向は根強いことが分かる。
エリアの選択理由では、ハワイは「景色や環境、天候が良いから」という環境に加え、「列席者との旅行も一緒にできるから」「親孝行をしたかったから」といった親や列席者視点での選択理由が比較的高い。
ハワイ以外では、「国内の結婚式よりも個性的だから」「周りの人とは違った結婚式をしたかったから」「国内の結婚式よりも特別感があるから」など海外挙式ならではの特別感を味わいたいという理由が上位を占めている。
海外ウエディングでの費用総額平均は156.9万円(前回調査156.2万円)。平均列席者数は9.5人(前回調査9.4人)と前回調査とほぼ同様で、大きな変化は見られなかった。また、ほとんど東日本大震災の影響がなく、海外挙式への大きな影響は見られなかった。