■7/21、モアナルア・ガーデンで■
ハワイ最古で最大級の参加型フラ・イベント第35回「プリンス・ロット・フラフェスティバル-ラウカナカ・カ・フラ」が7月21日午前9時から、テレビCMでお馴染みの「この樹、なんの樹」で知られるモンキーポッドがあるモアナルア・ガーデンで行われる。今回、カヒコと呼ばれる古典フラとチャント、アウアナと呼ばれるモダンフラのパフォーマンスの双方が焦点。現在、ハワイにわずかしか遺されていないパフラと呼ばれるマウンドの上で参加者が披露する。
今大会では、ハワイ文化の権威で、作曲家兼クムフラ(フラの師範)でもあるマヌ・ボイド氏が、特別にフラの楽曲を創作。このフェスティバルで、初めて披露する。この楽曲は、フラやオリ(ハワイアンチャント)、ハワイ文化とハワイネイ(真なるハワイ)のに多大な貢献をしてきたアンティ・エディス・カウェロヘア・マッキンジーとアンティ・ペーシェンス・ナマカ・ベーコン、ジェームズ・カウペナ・ウォング氏の功績を称えて創られた。
モアナルア・ガーデン財団が1977年に初めて開催した、このフラ・フェスティバル。かつて宣教師によって禁じられたフラを復活させ、「プリンス・ロット」の愛称で親しまれたカメハメハ五世に敬意を表すために毎年開催されている。カメハメハ大王直系最後の王、カメハメハ五世は在世当時、現在のモアナルア・ガーデンで何度もフラを催し、伝統フラの保護に人一倍の力を注いだといわれ、今もフラ関係者だけでなく、ハワイの人たちの心の中に生き続けている。
当日、会場ではハワイのローカルフードや軽食が終日味わえるほか、限定版のTシャツやお土産用のバッチも販売。売り上げは、大会開催のための基金に充てられる。
◎第35回プリンス・ロット・フラフェスティバル
日時:7月21日(土)9:00~16:00
会場:2850 Moanalua Road, Honolulu, HI 96819 (モアナルア・ガーデン・パーク)
入場料:無料(ただし寄付名目の浄財あり)
電話:(808) 839-5334
アクセス:ワイキキから車でH1ウェスト経由で78フリーウェイに入り、3番出口のPuuloa Roadを出てすぐ
地図と会場マップ:www.mgf-hawaii.org/PDF/map.pdf
HP:www.moanaluagardensfoundation.org