■3年連続でトップを維持■
大手旅行会社が夏休み(2012年7月14日~9月30日)の海外ツアーに関するアンケートを実施した結果、人気旅行先として最も問い合わせが多かったのはハワイのオアフ島で全体の8.9%を占めたことが3日までに明らかになった。ハワイ・オアフ島は3年連続でトップを維持している。
海外旅行先の問い合わせ件数では、ハワイのオアフ島に次ぐ2位が韓国・ソウル、3位のフランス・パリと続く。方面別の問い合わせの伸び率では南北アメリカが116%増と2倍以上のアップ。次いでハワイが42%増、アジアが30%増、欧州が27%増などだった。
都市別では、ニューヨークが272.4%アップで4倍近い伸びを示した。そのほか、シンガポールが213.2%増、マチュピチュが168.0%増などと好調。伸び率の上位10位以内を見ると、日本から最も近いのが9位のバンコクで、今夏は遠距離旅行先の伸び率が著しいようだ。
ツアー日程では、2010年と11年は6日間が最多だったが、今年は5日間が最も多い。平均は5.8日で、2010年の6.0日、11年の5.9日に続いて減少傾向となっている。また、出発日は8月11日、帰国日は8月18日の人気が高く、例年通り、お盆休みを利用したニーズが強いようだ。