ハワイロード

ローソンが6月末ごろハワイ進出へ

■直営で外資系ホテル内などに2店舗■

日本の大手コンビニエンスストア「ローソン」が6月末から7月ごろ、ハワイに進出する計画であることが分かった。まずは、ホノルルに2店舗オープンし、将来的には30から50店舗まで拡大する方針。ハワイではすでに、セブン・イレブン・ジャパンが子会社を通じて58店舗を運営している。

おなじみのブランドだけに、同社では日本人観光客も多いハワイで運営を安定させ、基盤を固める予定。観光客が多いことで、朝食や夜食の需要も大きいことから、現地のレストランなどに製造を委託し、独自のサンドイッチなどを展開する計画もある。

現在、同社では100%出資の米国法人を設立して準備中。まず直営でワイキキの「シェラトン・ワイキキ」と「モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ」内のテナントとして2店舗オープン。軌道にのれば、フランチャイズチェーンも検討する。これまで中国など、アジアを中心に店舗展開してきたが、ハワイを手始めに米国での経験、ノウハウを築けば、将来は米国本土や欧州など先進国での店舗展開も見据えている。

◎ローソン

HP:www.lawson.co.jp