ハワイロード

第22回モアニケアラ・フラ・フェスティバル

■1/21、ポリネシア・カルチャー・センターで■

毎年多数のハラウ(フラ・スクール)が参加して素晴らしいフラを披露する「第22回モアニケアラ・フラ・フェスティバル」が1月21日午前10時から、ポリネシア・カルチャー・センター(PCC)で行われます。このフェスティバルは、同センターで最初のクム・フラ(フラマスター)だった故サリー・モアニケアラ・ウッド・ナルアイに感謝するイベント。フラは幸せを呼ぶ踊りと位置付けるPCCでは、このフラフェスティバルを通して多くの人たちに幸せを届けてくれます。

祭典の名前にもなっているサリー・モアニケアラ・ウッド・ナルアイは、同センターが1963年10月12日に開園された当時から、チャーチカレッジ・オブ・ハワイ(現ブリガムヤング大ハワイ校)で学生たち(PCCのパフォーマー)にフラを教えていました。80年の引退後も、2000年の他界まで、フラの指導者としてフラの発展にその身を捧げていました。

PCCのモアニケアラ・フラフェスティバルは、開催当時にはケイキ(子供)グループによるアウアナ(現代フラ)の大会を実施していました。2003年のPCC40周年記念以来、参加する全ハラウがダンスを発表するスタイルに変更。クプアナ(大人のダンサー)も参加するようになりました。演技もアウアナだけでなく、時折、古典フラのカヒコも見られるようになりました。

アンティーサリーの弟子であるクム・フラのアンティーサンデー・マリテラギは「すべての人がフラを楽しめ、誰でもフラを踊ることができる。フラはみんなのためにある。何が正しいとか、間違っているとかではなく、フラを通して出会い、お互いに感謝して踊り、歌うことで親しくなれる。さらに重要なことは、お互いに幸せであるべきだということ。私はこれらをハラウの生徒たちに伝えていきたい」と、アンティーサリーの言葉を今もかみしめています。

通常のツアーバスではこのイベントに参加できないので、個人でThe Busを利用するか、グループでの参加または見学を希望される方は事前の手配が必要。フェスティバル後、ハワイやポリネシアのワークショップを受けたり、ルアウディナーのステージでパフォーマンスをする機会もあるのも、日本からの問い合わせは、パシフィックリゾーツ(03-3544-5170)または直接ポリネシアカルチャーセンター(japaninfo@polynesia.com)へ連絡してください。

◎第22回モアニケアラ・フラ・フェスティバル

日時:1月21日(土)10:00~14:00
住所: 55-370 Kamehameha Hwy. Laie, Hawaii 96762
場所:パシフィック・シアター(ポリネシア・カルチャー・センター内)
電話:(808)924-1861(日本語可)
開園時間:12:00~21:00
休園日: 日曜日、感謝祭、クリスマス
HP:japan.polynesia.com/index.html