ハワイロード

遺伝子組換え「パパイヤ」日本で販売


■ハワイ産「レインボー」をコストコで■

遺伝子組換え食品でハワイ産「レインボー」種パパイヤの販売が、日本に11ある米国生まれの大型会員制倉庫店「コストコ(ハワイではコスコ)」全店で12月9日からスタートした。鮮やかな黄色としっかりした果肉、甘味が強く、くせのない香りが特徴のレインボー種。遺伝子組換えで、リングスポット・ウイルスへの抵抗力を持たせた品種で、ハワイに流通しているパパイヤの約80%を占めている。

これまでに大豆、トウモロコシ、馬鈴薯(ばれいしょ)などの遺伝子組換えの加工品が日本国内では消費されているが、生鮮食料品としてはレインボーパパイヤが初めて日本で認可。一般へ流通することになった。安全性については米国の食品医薬品局や内閣府食品安全委員会などで、「安全」とお墨付きを得て評価されている。

現在、日本国内11カ所にあるコストコで、レインボーパパイヤのプレミアムサイズ4個入りを1パックとして販売。箱の中には食べごろやパパイヤの切り方を盛り込んだ、パパイヤをおいしく食べる案内入り。パパイヤの一つひとつに、消費者庁の規定通り、「ハワイパパイヤ(遺伝子組換え)」のシールも表示されている。今後、コストコではハワイ産パパイヤを食べたことがない人へ、店内サンプルなどでプロモーション展開も予定している。

◎ハワイパパイヤインダストリー協会

HP:www.hawaiipapaya.com/japanese/qa.html