■10~11月発券分からチャイナエアラインも■
日本航空と全日空は、10~11月発券分の「燃油サーチャージ」を引き下げることをこのほど決めた。改定の基準となる航空燃料の市場価格が直近2カ月平均で下がったため。改定後、ハワイ線は現行の片道1万8500円が1万6000円となる。改定額がダウンしたのは今年初めて。
日本航空と全日空の改定額は、現行より一段階下がり、6~7月発券分と同水準に戻った。2010年末からアップし続けていた原油価格が、景気の不透明感を反映して国際的に下がったことが影響したらしい。ただ下落幅は小さく、前年同期比では、依然として高い水準にある。
日系2社と同じ市場価格を基準としているチャイナエアラインも、同様に10~11月発券分で、成田-ホノルル線は現行1万4000円が1万1700円となる。