ハワイロード

ハワイアン航空が7日から羽田線の座席量を拡大

■年間約1万1,000席アップへ■

羽田-ホノルル間で毎日直行便を運航させている「ハワイアン航空」は7月7日から、機材をこれまのボーイング767-300に替えて、大型の新型エアバスA330-200を就航させた。これに伴い、座席数は264席のB767から、294席のワイドボディA330となり、羽田-ホノルル間の座席数は年間約1万1,000席増える。同航空は米国の航空会社で唯一、ハワイと羽田空港を結ぶ路線を運航している。

A330の導入により、エコノミークラスでは座席の足元がより広くなった。高画質の液晶ディスプレイにタッチスクリーンを搭載した最新鋭のオンデマンドエンターテインメントシステムで、映画、ビデオ番組、音楽、ゲームに至るまで楽しめる。また自分で音楽プレイヤーが接続可能なUSBポートも用意。ビジネスクラスでは、より大きな液晶ディスプレイとiPodに対応したエンターテインメントシステムが利用できる。

ハワイアン航空は、羽田路線でも質の高い機内サービスを提供。「Hawaii Starts Here-機上からハワイの旅がはじまる」をコンセプトに、数々の受賞歴を誇る同社の機内サービスには、ハワイの文化や人、自然美の要素を取り入れている。アジアンキュイジーヌの機内食や日本語のエンターテインメントプログラム、さらに日本の搭乗客向け機内販売も用意している。

マーク・ダンカリー同航空社長兼CEOは「羽田便の需要が回復したので、座席供給量の拡大を決定。予約状況は震災前の水準に戻っており、現在も順調に伸びています。日本からより多くのお客様をハワイにお迎えするとともに、ハワイおよび米国本土から日本を訪れるお客様をさらに増やしていきたいと考えています」とコメントしている。

■羽田-ホノルル間スケジュール(時間は現地時間)

◇457便=ホノルル発6:55p.m. / 羽田着10:05p.m.(翌日)
◇458便=羽田発11:55p.m. / ホノルル着12:35p.m

◎ハワイアン航空

HP : HawaiianAirlines.co.jp