■APECに向けて4億円かけ全客室とレストラン■
今年11月に予定されているアジア太平洋経済協力会議（APEC）に向け、「ハワイプリンスホテルワイキキ」で500万ドル（約4億円）をかけた大規模な改装工事が6日始まった。全客室の内装を模様替えし、プリンス・コートと箱根レストランのカーペットなどもハワイらしく貼り替え、椅子なども改良。アラモアナ通りに面した約7.5mの滝も修復される予定になっている。1990年の開業以来、今回のリノベーションは最大規模だが、費用対効果の高いホテルとしてアピールし、値上げはしない方針という。
521ある全客室にフラットスクリーンテレビを導入するのをはじめ、カーペットやベッドの装飾、クッション、室内の絵画なども現代的な建築様式を維持しつつハワイらしく刷新。椅子などの調度品も入れ替える。アラモアナタワーから着手し、1週間に60室から90室で実施。今月中には完了の見込み。ダイヤモンドヘッドタワーは7月末までに終える計画になっている。改装工事中も、その他の部屋は通常通り営業される。
また、サービスレベルの向上を図るため、本社が日本らしく、スタッフのトレーニングプログラムに日本のホスピタリティにハワイらしさを加味。フロントやベル、料飲、ハウスキーピング、セキュリティなど、宿泊客に接する部署を対象に実施する。
◎ハワイプリンスホテルワイキキ
住所：100 Holomoana Street, Honolulu, HI 96815
電話：(808) 956-1111
HP:www.princehotels.co.jp/waikiki