■4/1から個数制へ統一、許容量は拡大
日本航空と全日空は4月1日から、国際線の手荷物規定を改定する。日本航空はこれまで路線によって個数制と重量制を使い分けているが、全路線で「個数制」へ統一する。無料の手荷物許容量も拡大。特に、ファーストクラスとエグゼクティブクラスでは、個数を2個から3個へアップし、1個あたりのサイズも全クラスで、3辺の和で158cmから203cmへ拡大する。
全日空も現在、同様に個数制と重量制を路線別で使い分けているが、全路線で「個数制」に統一。ファーストクラスの無料手荷物許容個数を2個から3個に増加し、全クラスで許容可能なサイズ基準を3辺合計158cmから203cmに拡大。これに伴い、スポーツ用品や楽器などの特殊手荷物を通常手荷物と同様の取り扱いとする。ベビーカーや幼児用のゆりかご、チャイルドシートは無料手荷物許容量に含めず、無料とする。
このほか、全日空では重量やサイズを超過した手荷物の超過料金を全路線で統一。個数や重量、サイズなど複数のカテゴリーで超過手荷物料金を適用する場合は、各カテゴリーの料金を合算する「重課制」を全路線共通で採用する。
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