羽田発海外ツアーは3位がハワイ
年末年始(12月23日~2011年1月3日)の海外旅行の問い合わせはハワイが2位で、羽田発の海外ツアーではハワイが3位であることが13日までに大手旅行社への問い合わせ件数で明らかになった。近場のシェアが人気で、1位は韓国、3位は台湾の順。昨季から大きな変動はないが、いずれもシェアを伸ばしている。
シェア別では、韓国が対前期比1.6ポイント増の9.2%、ハワイが1.6ポイント増の8.7%、台湾が0.7ポイント増の6.7%。距離が近いことに加え、羽田線の開設が需要を押し上げているとみられている。
羽田発の海外ツアーでは、問合せ数の74%はアジア方面で韓国がトップ、2位が台湾。3位が20%でハワイとなっている。特に、羽田発の海外ツアーは、前年実績のない新規のハワイや南北アメリカ方面が大きく増加していることから、アクセスの良い羽田空港国際化の効果がここでも見受けられる。
なお、羽田から直行便が就航したハワイ方面への関心は高く、ハワイ島、マウイ島も問い合わせ件数も10位以内に入っている。