「ギブアップしないよ。子供が大好きだからね」
大相撲の元大関でハワイ出身のタレント兼ミュージシャンのKONISHIKIこと「小錦八十吉さん」(46歳)が、想像を絶する男性不妊治療を受けていることを18日までに明らかにした。同じような悩みを持つ方々から、早くも大きな声援が寄せられている。
6年前に再婚した千絵夫人(34)とおしどり夫婦であることはハワイはもちろん、日本でも有名。以前、オアフ島ナナクリにある3億円ともいわれるプール付きの豪邸にお邪魔した際にも、いろいろお話しさせていただき、ご夫婦の仲睦まじい姿は印象的でした。
10人兄弟という家庭に育ち、子供好きの小錦さんと千絵夫人は幸せな結婚生活を送っていながら、残念ながらなかなか赤ちゃんを授からないことで、夫婦で受診。原因が千絵夫人ではなく、自分にあることが分かり、男性不妊治療が始まったそうです。
角界から引退後、最大で303kgあった体重は千絵夫人の支えもあり、懸命のダイエットで150kgへ。ヒザなどの手術も3回を経て、今は精子が造られる精巣から直接取り出すという、強烈な痛みが伴う涙ぐましいまでの不妊治療に挑戦中ということです。
今回、年老いた像と犬の友情を描いた米国の実話に基づく絵本「タラとベラ なかよしになったゾウとイヌ」(産業編集センター、1365円)で初めて翻訳を担当。出版記念の場でも、「日本はあまり良いニュースがないので、この本を読んで思いやりの心を感じてほしい。不妊治療はギブアップしないよ。子供が大好きだからね」と、抱負を語っています。