ハワイロード

アウトリガーがハワイの国際ホテルブランドと提携強化

近くハワイの別の国際的ホテルブランドと提携

ハワイを拠点にアウトリガー、オハナなどの直営ブランドホテルを運営する「アウトリガー・エンタープライズ・グループ」は今後、すでにコートヤード・バイ・マリオット・ワイキキ・ビーチなどとの提携が奏功していることから、国際的ホテルブランドとの提携を強化する方針を25日までに明らかにした。日本マーケットでのアウトリガーブランドへの認知度が大手より低いだけに、マリオット、ヒルトンなどという提携先の流通ルートや会員に対する優遇制度を活用することで、さらなる顧客増につなげる方針、という。

現在、アウトリガー・エンタープライズ・グループでは直営ブランドのほか、アラモアナホテルなど独立系ブランドの運営受託、コートヤード・バイ・マリオット・ワイキキ・ビーチやエンバシー・スイーツ・ワイキキ・ビーチ・ウォークなど国際的ホテルブランドとの提携という3つの運営形態をとっている。これらのブランドは、オーナーやホテル自体の特性に基づいて運営を展開。これらが順調なことから、近くハワイの別の国際的ホテルブランドと提携する予定になっている。

顧客のニーズに合わせて、さらに今後もハワイらしい文化や雰囲気を活かしたホテル運営を計画中。アウトリガー・リーフ・オン・ザ・ビーチは昨年1月、大幅な改装を終えたが、ハワイアン調の家具や調度品、内装などにハワイの文化を取り入れたものにしたほか、すべての客室に日本人観光客が好むハンドシャワーやバスタブを完備するなど、大きく利便性が向上した。これに伴い、改装前は少なかった日本人観光客のシェアが10%までアップした、という。