世界ジュニアゴルフ選手権 13-14歳女子の部優勝
ハワイのジュニアアマで常にトップクラスだったエイミー・コガ選手(モアナルア高2年)が7月13日から16日まで、サンディエゴで行われた「世界ジュニアゴルフ世界選手権」13-14歳女子の部に出場し、初優勝を果たした。過去にはタイガー・ウッズや石川遼なども出場し、今ではツアープロになるための登竜門となっている大会。エイミーはついに世界相手に飛躍する時を迎えた。
1968年から始まった世界ジュニアゴルフ世界選手権には、世界中から17歳以下のアマチュアゴルファー約1000人が出場する。いわゆるジュニアゴルフ界の祭典と言うべき大会で、世界各国からハイレベルのジュニアが一同に集まって競い合う。大会は年齢別に分かれて、サンディエゴ近郊のゴルフコース数カ所で行われる。地元のゴルフメーカーのキャロウェイゴルフが冠スポンサーで、世界のジュニアゴルファー育成が目的となっている。
昨年は、1打及ばず予選落ちで悔しい思いを味わったエイミーだったが、今回は見事に雪辱。今年2月に男子ゴルフのハワイ・パールオープンで優勝した谷昭範(たに・あきのり、35歳)プロのキャディーを務め、その時に谷プロから受けたアドバイスをもとにスイング改造にも取り組んできた。しばらくは新たなスイングを身につけることに苦しんだが、ここにきて飛距離も伸び、改造の成果が表れたようだ。
世界1位という初タイトルを獲得したエイミーは「初日から70、74、72のトータル216のイーブンパープレーで優勝できました!」と、グループ企業を挙げて応援しているハワイロードに喜びの声を届けてくれました。
この後、エイミーは22日からオプティミスト・ジュニアゴルフ世界選手権(PGAリゾート&スパ、フロリダ)、27日からU.S.キッズ世界選手権(パインハースト、ノースキャロライナ)と、引き続き米国本土で行われる世界大会に相次いで参戦。アメリカ横断ゴルフツアーから戻ると、8月18日から父の国、日本で「日本ジュニアゴルフ選手権」に出場する。
◎世界ジュニアゴルフ世界選手権
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