2009年の渡航先と今年の夏休みはハワイが2位
2009年の渡航先で「ファミリー(子連れ)」「ハネムーン」はハワイ(オアフ島)が1位で、渡航先満足度ランキングでもハワイ(オアフ島)とハワイ(オアフ島以外)が1位であることが、29日までに大手旅行社の調査で明らかになった。やはり、日本人にとって憧れの海外旅行先ハワイは健在だ。
渡航先で最も多かったのは韓国(23.2%)で、前年より大きく上昇し、伸び率でも1位。2位はハワイ(オアフ島)(12.2%)、3位は中国・上海(7.9%)で、近距離方面が多い。同行者別では、韓国が「ファミリー(親連れ)」「夫婦」「カップル」「友人」「一人旅」のいずれでも1位で、身近な外国として人気が高い。
行きたい方面別では、希望的側面が強いのか、現実とは異なり、イタリアが1位(37.2%)、2位はフランスと豪州(33.2%)で、トップ3は前年と変更なし。また、属性別でもイタリアは「既婚子供あり」以外で1位。また「未婚女性」の3位に英国が入ったほかは、すべてでトップ3がランクインする憧れの強さを示す。その他、スペインは4位(29.2%)、英国は5位(27.8%)、アメリカ東部は6位(25.8%)など、遠距離方面の人気が高い。
昨年、海外旅行をした人で「2010年にも行きたい」、「すでに海外旅行に行った」人は85.5%で、前回よりも1.8ポイント増加。うち、すでに海外旅行に行ったのは14.4%。海外旅行に行く気はない、という回答も14.5%あった。
ちなみに、今年の夏休みの人気方面はハワイが2位で、1位は2年連続で韓国・ソウルとなっている。円高効果などで2008年後半から人気が継続中で、特に20代から40代の女性の人気が高い。