2010年度末までに43路線に削減計画
会社再建中の日本航空は6日までに、「成田発-ハワイ島(コナ)便」など国際線29路線と国内線31路線から撤退する見込みであることが明らかになった。今年1月に発表された再建計画では、今年度末までに国際線16路線から撤退すると公表。6月末に裁判所に提出される更生計画によると、国際線は大幅に29路線からの撤退が盛り込まれた模様だ。
不採算路線の見直しを徹底し、赤字体質からの脱却を進めるものだが、現時点では、成田発-ハワイ島(コナ)便などの撤退がほぼ決定したとみられている。日本航空では、2009年度末にあった国際線65路線を、2010年度末までに43路線にまで削減する計画という。
日本航空はこれまで、ハワイにはホノルル便とハワイ島コナ便を飛ばしているが、コナ便は成田発→コナ着→ホノルル経由→成田着という経路となり、復路では必ずホノルルに立ち寄っていた。