ハワイロード

冬のボーナスで約25%がハワイなど海外へ

海外旅行で平均休暇日数は8.9日

今冬のボーナスの使いみちに関して「年末年始の過ごし方」を大手旅行社が実施したアンケートによると、総回答者の24.5%がハワイなどの海外旅行に充てる計画であることが30日までに明らかになった。「すでに使い道が決まっている」のは過半数を超える57.3%で、そのうち最も多いのが貯金で48.8%。海外旅行のほかには、ローン返済17.7%、国内旅行17.2%、家電製品16.3%だった。なお、景気の低迷を浮き彫りにするように、ボーナスがないというのも30.3%を占めている。

年末年始の過ごし方について、予定が決まっているのが80.1%。このうち、最も多いのが自宅中心で過ごすが39.3%で、海外旅行は21.1%で2番目に多かった。ただ、昨年実施した同様の調査と比較すると、海外旅行は7.4ポイント増加し、燃油サーチャージの減額や円高傾向などの要因が海外旅行の追い風となっているようだ。

年末年始の平均休暇日数は6.9日で、暦の関係で昨年よりも0.8日減っている。最も多いのは6日間で26.9%、次いで5日間の15.8%、7日間の12.2%。なお、海外旅行を計画する人の平均休暇日数は8.9日となっている。国内旅行や帰省を予定する人は7.0日というから、海外旅行を計画している人は有給休暇などをうまく組み合わせて長めの休暇を取れるように工夫していることが伺える。