「ハワイのモダンマスターズ」11/12~30
ハワイで最も贅沢なワールドクラスのショッピングエリア「ラグジュアリー・ロウ・アット2100カラカウアアベニュー」で11月12日から30日まで、アートの祭典「ハワイのモダンマスターズ」(シーダー・ストリート・ギャラリーズ共催)が行われる。参加無料で、期間中、各ブティックには地元ハワイを代表する有名アーティストによる作品の数々を展示。初日の12日午後6時から、アーティストを迎えてオープニングレセプションが実施される。
展示に参加するブティックは、ティファニー&カンパニー、コーチ、イヴ・サンローラン、シャネル、グッチ、トッズ、ヒューゴ・ボス。展示は各ブティック内で、午前10時から午後10時まで無料で一般に公開される。なお、オープニングレセプション当日、無料駐車場(バレーパーキング)も用意されている。
■ティファニー&カンパニー
リック・ミルズのガラス&ミックスメディア彫刻を展示。作品は、ホノルルのハワイ州文化芸術財団、デンマークのエーベルトフトにあるガラス博物館、ロンドンの英国王立美術院ほか、個人コレクション、パブリックコレクションに愛蔵されている。
■コーチ
ロン・スミスの木材と金属の彫刻を展示。作品は、マウイ島カフルイにあるマウイ芸術文化センター内、シェーファー・インターナショナル・ギャラリーでも展示されている。
■イヴ・サンローラン
メタルシルエットを使ったジェイシー・ハンロンの水彩画(原画)を展示。作品は、ホノルルにあるコンテンポラリー・ミュージアムのビエンナーレ展で展示されたばかり。「シルエットは、私の作品創りにとって重要な要素。それは人の心の焦点となるからです。それぞれの要素は自然界に実在するものですが、配列の仕方によって、見る人の可能性や想像を生み出します。人生、美、死の配置が、その作品を完成へと導くのです」
■シャネル
ハワイ出身で、現在ニューヨークに在住する三3のアーティストのアクリルペイントとミックスメディア彫刻を展示。テーマは、「ニューヨーク・リユニオン」。サトル・アベ、ハリー・ツチダナ、ロバート・コバヤシの3人は、ハワイをコンセプトとしたアートをニューヨークから発信。米国人画家で彫刻家のサトル・アベは特に自然をテーマとし、抽象的な彫刻作品を創ることで知られ、作品の多くは木が対象。世界的に有名な芸術家ハリー・ツチダナの作品は50年以上もの間、個人愛好家や国際的ギャラリー、ハワイで所有・展示。無口なストリートアーティスト、ロバート・コバヤシは、鉄板画と鉄板彫刻が専門。集めた鉄板を叩きつぶして色を塗り、それを細かく切り刻んだものを繋ぎ合わせた鉄板を使って、二次元、三次元アートを創作している。
■グッチ
オアフ島ウィンドワードのカハルウにあるモスキート・ファーム・スタジオに住むスコット・フィツェルの新作を展示。同スタジオは、アーティストのビジョンを表現する秘密の共同スタジオである。
■トッズ
アーロン・パディラの木材彫刻を展示。作品は、ホノルルのハワイ州文化芸術財団や米国内、英国、日本の個人コレクションに愛蔵。受賞作品は、ハワイ州文化芸術財団に常設展示され、手の込んだ木工作品の傑作と言われている。
■ヒューゴ・ボス
デイヴン・ヒーの陶芸品を展示。表現的なアートは見ている人の目を引きつける。ホノルル美術館、豪州・キャンベラにあるナショナル・インスティテュート・オブ・アーツ、ハワイ州文化芸術財団に展示されている。
◎ハワイのモダンマスターズ
会場:ラグジュアリー・ロウ・アット2100カラカウアアベニュー
期間:11月12日~30日
公開時間:毎日午前10時~午後10時
料金:無料で一般公開
問い合わせ:(808) 971-9011
HP:www.LuxuryRow.com