【動画あり】琉球王朝時代から続く伝統的染の紅型がベース
琉球王朝時代から続く伝統的染の紅型（びんがた）をベースにしたユニークなファッションブランド「YOKANG (ヨーカン)」のファッションショーが18日、シェラトン・ワイキキ・ホテルのハワイアンボールルームで行われました。型紙を5つの多様な技法で使い分け、一点一点手作業で染色。この手作業でしか出来ない風合い、伝統と現代が融合したアイテムが魅力で、沖縄に季節ごとに咲く花や動物などを紅型の型おこし染色するなど、毎回新しい沖縄を感じさせるスタイルを提案しています。
2000年にスタートした日本のアパレルブランド 「YOKANG」。ブランド名はともに沖縄県出身で、ご夫婦でもあるデザイナー2人の田仲 洋さんと山内 カンナさんの名前に由来している。特に、カンナさんは幼少の頃から、紅型を洋服に取り入れた第一人者である母、光子さんの影響を受けながら育ち、１年間のフランス留学を経て沖縄で服飾を学んだ。県内外のコンテストでグランプリを多数受賞している注目のデザイナー。紅型だけでなく、エアブラシを用いて現代的なアレンジを加えるなど、伝統とモダンなデザインが新鮮です。
今回のファッションショーは、ハワイに住む8人の学生たちへの奨学金を集めるために行われたもので、今年で40回目を迎えました。
◎YOKANG
HP:www.yokang.jp