【予告編視聴可】10/30から、在米日本人をコミカルに描く映画
日本で一世を風靡した裕木奈江の最新作で、「ラスト・サムライ」「硫黄島からの手紙」などハリウッド映画に出演する日本人俳優の渡辺広が初主演する映画「White On Rice(ホワイト・オン・ライス)」が、10月30日(金)からホノルルのリーガル・シアター・ドール・キャナリー18で公開されることになりました。なお、日本未公開で、公開終了日は未定。
メガホンを取ったのは、日本語ペラペラの若手監督・デビッド・ボイル。日本で妻に捨てられた主人公(渡辺)が、米国在住の妹夫婦宅に居候しながら新しい妻となる女性を探すというコメディー。この妹役が、日米の映画界で活躍する裕木奈江。今年5月にハリウッドで開催されたアジア・パシフィック・フィルム・フェスティバルで初披露され、主人公・渡辺が演じる独特な雰囲気に場内は笑いの渦だった、という評判です。
<あらすじ>
妹・アイコの家に居候中の40歳でバツイチのハジメ。何をやっても長続きせず、また様々なことで常識外れのヘマを繰り返す、完全なる“ルーザー”。予想以上に長く居座る彼に、アイコの夫・タクはイライラを募らせる。そんなある日、タクの姪・ラモナと再会したハジメは、美しく成長した彼女にすっかり心を奪われる。アイコのひとり息子で小学生のボブの協力を得て、何とか彼女のハートを射ようとするハジメだったのだが・・・
<作品情報>
ボイル監督のデビュー作となった「Big Dreams Little Tokyo」』)に続く日系映画第2弾。監督自らの経験をもとに、主演の渡辺をイメージして書き上げたという今回の作品。「男はつらいよ」シリーズを彷彿させる、笑いあり、涙ありのストーリーです。アイコの夫・タクには、ウディ・アレンの映画音楽でバイオリン奏者として活躍後、俳優に転身した高田澪。ハジメの同僚で友人のティムには、「Heroes/ヒーローズ」でヒロ・ナカムラの親友アンドウ君役でブレイクしたジェームズ・カイソン・リーが扮しています。
実は、ウチもそうなのですが、家庭内では日本語と日本文化で暮らす在米日本人の生活をリアルに切り取りつつ、登場人物それぞれが抱える悩みは世界共通と実感させられる作品となっています。是非、ご覧ください。
◎「White On Rice(ホワイト・オン・ライス)」
公開:10月30日(金)~ (公開終了日は未定)
住所:735 B Iwilei Rd., Honolulu, HI 96817
上映劇場:Regal Dole Cannery 18
監督・脚本:デイヴ・ボイル
出演:渡辺広(わたなべ ひろし)、裕木奈江(ゆうき なえ)、高田澪(たかだ みお)、ジェームズ・カイソン・リーほか
上映時間:85分
HP: http://whiteonricethemovie.com