ポリネシア・カルチャー・センターの新イブニングショー
ポリネシアの島々独特の歌や踊りを楽しめる「ポリネシア・カルチャー・センター」は8月14日から、新しいイブニングショー「ハァ:ブレス・オブ・ライフを公開することになった。1996年から行われていた「ホライズン!」に代わるもの。総勢100名以上による新しいスペクタクル・ショーで、所要時間は90分。2770人着席可能なパシフィック・シアターで、開園日の毎日午後7時30分より実施。イブニングショーを含むパッケージツアーが便利で半日の「トワイライトパッケージ・スタンダード送迎付」(大人$77、子供$63)や1日の「アンバサダーVIPサービスパスポート送迎付」(大人$142、子供$107)など多彩なパッケージがある。
「ハァ:ブレス・オブ・ライフ」では主役の少年マナがハワイ、トンガ、ニュージーランド、サモア、タヒチ、フィジーの各ポリネシア文化を通して、人生の喜びや挑戦を経験。物語は誕生、学び、社会への適合、青春時代の愛、結婚、親になる、戦争、老い、そして死という誰もが人生で経験する出来事をベースに綴られる。この物語は、アニメーション、ダンスや音楽で表現されることで、文化や言葉が違っても理解できる内容になっている。
ショーでは、客席の後方など至る所から出演者が登場し、観客をステージに参加させたり、観客と一体になって展開される。一つのポリネシア文化から次の文化へと、観客が物語に入りやすいように、オリジナル・アニメーションを効果的に用いている。一人の人生を通して、ポリネシア文化を強調しながらも、観客を引き込む魅力的な構成が取られている。
オリジナル作品の創作にはハワイ、トンガ、ニュージーランド、サモア、タヒチ、フィジーのカルチャーエキスパートが参加。同センターのクムフラ、サイ・ブリッジとエレン・ゲイ・デラ・ロサはメレ(歌)の作曲やハワイセクションのフラの創作に携わっている。登場人物に合わせて衣装、歌、ダンスは一つひとつ丁寧に作られ、観客の心に残る物語に仕上げられた。構想から3年、300万ドルをかけた壮大なショーだけに、同センターで過ごす1日のフィナーレを飾るものとして期待されている。
◎ハァ:ブレス・オブ・ライフ
会場:ポリネシア・カルチャー・センターのパシフィック・シアター
住所: 55-370 Kamehameha Hwy., Laie, HI 96762
所要時間:90分
開演:開園日の毎日午後7:30分~
開園時間:午後12時~21時まで
休園日:日曜日、感謝祭、クリスマス
問い合わせ:(808)924-1861 (日本語可)
HP:japan.polynesia.com