ハワイロード

環境問題に取り組むGPCがボランティア募集

4月からウェブサイトも開設

ハワイの環境問題に取り組むボランティア団体「ガイアパシフィックセンター(GPC)」がこのほど、今後の様々な活動に一緒に携わる新しいボランティアスタッフの募集をしています。GPCの使命や活動内容、メンバーによるブログやイベント情報などを盛り込んだ公式ウェブサイト(下記参照)も4月1日から公開。特に、ハワイ在住者に「地球のために一緒にできることを始めませんか?」と呼びかけています。

GPCは、「地球(ガイア)はそれ自体が一つの生命体で、我々人間もその一部として生かされている」という趣旨に賛同するハワイ在住の日本人が集まって、昨年11月、ホノルルに設立されたボランティア団体。環境問題や解決策についての勉強会を開催し、知識を深め、環境破壊を阻止するための様々な活動に参加しています。また、新規プロジェクトを企画し、同じ目的を掲げる他の組織との交流を通して、ハワイから米国本土やアジア、そして全世界へと広げることを目的としています。

ハワイでも2005年から、ようやくペットボトル、ビール瓶、空き缶などをリサイクルする通称「ボトル法」が施行されるなど、リサイクルに対する意識が高まってきています。翌06年3月の長雨では、下水処理施設が許容量を超えたため、ホノルル市が一時的にワイキキの北側に沿うアラワイ運河に流して大きな社会問題になるなど、下水処理や環境問題への取り組みが今、まさに取り沙汰されています。GPCの活動などに興味のある方は、お気軽に下記問い合わせ先まで。

◎ガイアパシフィックセンター

住所:2222 Kalakaua Avenue, Suite 701 Honolulu, Hawaii 96815
代表者 :オオクマ-ジョンソン 孝江
ウェブサイト:www.gaiapacific.org
問い合わせ:www.gaiapacific.org/contact.htm