12/31までに燃油費高騰への対策として座席供給量を削減へ
ノースウエスト航空は6月27日から7月15日までの期間限定で、ハワイ方面に割引運賃を設定しました。ホノルルが全発着地の場合は5万9000円から、その他はカウアイ、カパルア、カフルイ、コナ、ヒロ、モロカイ、ラナイの設定もあります。このハワイ行き運賃は、往復とも日曜日から木曜日までの提供価格で、日本発が土曜日から月曜日と現地ハワイ発が金曜日と土曜日の週末運賃は片道4000円の追加となります。
また、燃油費高騰への対策として、座席供給量を削減することを決めました。2008年の第4四半期中（10月1日～12月31日まで）に、国際線と国内線の主要幹線について、座席供給量を表す有効座席マイル（ASM）を前年比8.5％から9.5％程度を削減。国際線と国内線の割合や具体的な路線名などは未定ですが、米国国内の支店や早期退職者の募集を含む人事面などのリストラも検討中です。航空機材の引退も進める方針で、ボーイングB757型機14機やエアバスのナローボディの機材、DC-9型機も33機引退。さらに、採算の厳しい路線の撤退や減便による利益率の向上に加え、燃油サーチャージや運賃の値上げなどによる収益の拡大も引き続き推進する方針ということです。
◎ノースウエスト航空
ウエブサイト：http://www.nwa.com