毎月のフラ・フィルム・フェスティバルも好評
太平洋随一を誇る自然科学の研究機関で知られる「ビショップ博物館」の日本語パンフレットがこのほど、新しくなりました。今回改善された主なポイントは、館内地図や展示室の説明に加え、各種のデイリープログラムなどを紹介。このパンフレットは入場時に入口で渡され、ハワイのお土産として持ち帰ることができます。
改善された内容は、まず館内地図。広大な敷地内に各施設が点在するだけに、この館内地図で現在地の確認も即OK! カフェなどのほか、車椅子でも利用可能なエレベーターやトイレの位置も見やすく記載されています。
次に、各展示室の説明付きなので、どこにどんな展示があるのか迷わず目的の場所にアクセスできるよう、分かりやすく説明してあります。最後に、人気の各種デイリープログラムは英語のプログラムだけでなく、日本語のプログラムにも記載されたことで、いつでも興味のあるプログラムに参加しやすくなりました。
また、同博物館では2008年を「フラの年」として、毎月ワークショップやフィルム鑑賞など、フラに関する様々なプログラムを提供中。フラ界を代表する方々による講演や貴重なフィルムを上映する「フラ・フィルム・フェスティバル」は早くも好評で、11月まで毎月1回、下記のテーマで公開される予定です。中でも、1930年代に撮影された「映像として保存されている最初のフライベント」なども公開されたことで話題を呼んでいます。
上映は、毎週火曜日午後7時から、同博物館内のアサートン・ハラウで実施中。料金は一般ひとり5ドル。席に限りがあるため、希望者はEメール (courtneychow@bishopmuseum.org) または電話 (808) 848-4187での予約をオススメします。
<今後の上映予定>
4月15日:クムフラ 文化の継承者たち(KUMU HULA: Keepers of a Culture 85分)
5月13日:ハワイの伝記 マイキ・アイウ・レイク(Biography Hawai‘i: Maiki Aiu Lake 60分 )
6月10日:米国のアロハ ハワイを越えたフラ(American Aloha: Hula Beyond Hawai‘i 56分)
7月8日:ナ・カマレイ フラの男たち(Nā Kamalei: The Men of Hula 60分)
8月12日:ホロ・マイ・ペレ(Holo Mai Pele 57分)
9月16日:炎の継承者 ハワイアン3女性の文化遺産(KEEPERS OF THE FLAME: The Cultural Legacy of Three Hawaiian Women 60分)
10月14日:日本映画・フラガール(Hula Girls 120分)
11月18日:クムフラ 師匠たちの伝統(Kumu Hula: A Tradition of Teachers 30分)、パリからアロハ(Aloha From Paris 63分)
なお、4月以降のスケジュールや詳細は次をご覧ください。
ワークショップ:http://www.bishopmuseum.org/special/traditions_2008.html
フラ・フィルム・フェスティバル:http://www.bishopmuseum.org/special/hula_film_fest.html
◎ビショップ博物館
住所:1525 Bernice St. Honolulu, HI 96817
電話:(808) 847-8291 (日本語ライン)
開館時間:9:00AM~5:00PM
入館料:$15.95(4~12歳は$12.95、3歳以下無料)
閉館日:クリスマス
アクセス:ワイキキからSchool/Middle St行きの2番バスでカパラマ、スクールの交差点で下車。徒歩5分。車の場合はワイキキからH1経由で出口20Bを降りて突き当たりを右折、2本目を左折
駐車場:無料
ホームページ:http://www.bishopmuseum.jp