海岸線をドライブしているような感覚でご紹介
ラグジュアリーブランドとして最も古い歴史を持ち、150年以上にわたって世界中で愛されている「バリー」。美しさと品質、完璧への追求で満たされた新しい一日を過ごすために、レディースに続いて、「メンズ2008年春夏コレクション」を、海岸線をドライブしているような感覚でご紹介してみましょう。 遅い午後の日差しの下、カリフォルニアの海岸を出発する。下り道を駆け抜け、髪を風になびかせながらビーチへ向かう自由な時間は、他の何ものにも代え難い、唯一のラグジュアリー。自由が究極の贅沢である時、人生において自分のスペースを獲得したのだと感じる。波の音を聞くと、エネルギーが満たされ、日常のストレスから開放されるのだ。
長い夏の波や砂、日差しに備えて、彼のワードローブは最も柔らかい色合いや上等な素材で満たされている。カラーパレットは、わずかにヴィンテージ感を出すため、染色加工。しわ加工され、色褪せたウェアはモダンなカットが施され、上品でリラックスしたシルエットを作り出す。上質なパイル地と麻、シースルーの薄いジャージ素材、ポプリン生地のジャケットやパンツなど、すべてがとても軽い素材なので、独自のスタイルや快適性が損なわれることもない。耐水性のコットンや軽いナイロンの素材もこんなスタイルにピッタリ。美しいグローブ皮のボンバージャケットは、さりげなくサンセットとディナーの時を待っている。
バリー・ファンの男性は、自分のライフスタイルに合う靴を好む。ビーチハウスのクローゼットには、モダンな70年代の雰囲気を持つ、チークカラーのレザー製テニスシューズ。サンドキャンバスで出来たハイトップスニーカーは、色付きのパイピングがアクセントで、ほぼ毎日愛用している。伝統を常に更新してきたバリーの靴は柔らかなレザーを好み、改良した靴底の構造は今までよりも柔軟で軽い。日中の暖かい時に好んで履くのは、スウェードのローファーや驚くほど薄いエスパドリーユ、柔らかい鹿革のデッキシューズ。いくつもの靴を持つのは贅沢だと知っているが、今シーズンはスウェードやレザー、クロコダイルのサンダルを我慢できずに購入。街中の自宅では、スモーキングジャケットに混じってイブニングシューズも。これらの靴は完璧で快適な選択であり、自分のスタイルを創り上げていると言えそうだ。
車のトランクには、今シーズンの新作、テニス・メッセンジャーバッグが入っている。白のメッシュレザーとオレンジのスウェードの2種類あるバッグは、必要とする物がすべて収まる。リッチなサンドカラーと白いレザーの縁取りがポイントとなるスウェードのナップサックは、お気に入り。ダークブラウンレザーの縁取りが付いた、自然素材の編み込みバッグは、素晴らしいクラフトマンシップが生み出したもの。わずかにアフリカ風なバッグは、旅の記憶を想い出させる。週末に最適で、贅沢な鹿革のバッグは、スティッチが施されたディテールとさりげない艶消しメタルのハードウェアが明るいコーラルカラーを新鮮に見せる。光るハードウェアとラゲッジタグが特徴のモカスウェードの小型バッグは機能性と縫い目のない洗練さを併せ持っている。
◎バリー
住所:2270 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815 (ワイキキ・ビジネスプラザ1階) 電話:( 808 ) 923-0808 営業時間:10:00~23:00 (年中無休) ▽アラモアナ店住所:1450 Ala Moana Blvd., Honolulu,HI 96814 営業時間:9:30~21:00(月~木)、9:30~22:00(金、土)、10:00~19:00(日) 電話: (808) 941-1187 ホームページ:http://www.bally.com