ハワイロード

ビショップ博物館で珍しい植物を見つけよう!

珍しい「ブルー・ジェイド(翡翠)」と呼ばれる外来種の美しい花など

太平洋随一を誇る自然科学の研究機関「ビショップ博物館」には、ハワイを含むポリネシア圏の文化や歴史をはじめ、アジア移民がプランテーション時代にもたらした貴重な資料はもちろんのこと、実は「珍しい植物」がたくさんあることをご存知でしょうか?

その中には、人間が訪れる以前に自生し、ハワイ以外の一定の地域にも見られる「固有種(Indigenous)」、人間が訪れる以前に自生し、ハワイ固有の姿に変化した「ハワイ固有種(Endemic)」、ポリネシア人が移住の際に持ち込んだ生活に密着した植物「ポリネシア人導入種(Polynesian Introduction)」、1778年のキャプテン・クック渡来以降に外から持ち込まれた「外来種(Introduced)など、多種にわたって見学することができるのです。

最近では、これも珍しい「ブルー・ジェイド(翡翠))と呼ばれる外来種の美しい花=写真参照=が咲いています。

また、黄色の花がハワイ州花となっているハイビスカスの新種で、同博物館のケネス・パイク・エモリー人類学上席特別研究員として第一線で活躍中の篠遠喜彦(しのとう・よしひこ)博士の名が付くものなど、ビショップ博物館には歴史や文化の他にも多くの見所があるので、是非、一度立ち寄ってみてください。

◎ビショップ博物館

住所:1525 Bernice St. Honolulu, HI 96817
電話:(808) 847-8291 (日本語ライン)
開館時間:9:00AM~5:00PM
入館料:$15.95(4~12歳は$12.95、3歳以下無料)
閉館日:クリスマス
アクセス:ワイキキからSchool/Middle St行きの2番バスでカパラマ、スクールの交差点で下車。徒歩5分。車の場合はワイキキからH1経由で出口20Bを降りて突き当たりを右折、2本目を左折
駐車場:無料
ホームページ:http://www.bishopmuseum.jp