「ザ・ロイヤル・ハワイアン」が来年6月1日から大規模な改修工事

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「ザ・ロイヤル・ハワイアン」が来年6月1日から大規模な改修工事

6、7ヵ月間、ホテル内の全528室が一時利用不可能に

ワイキキの「ピンク・パレス(ピンクのお城)」という愛称で親しまれ、1927年に創立された歴史と伝統を誇る「ザ・ロイヤル・ハワイアン」ホテルの改修工事が、2008年6月1日から6、7ヵ月間にわたって実施されることが29日（土）明らかになりました。総額1億1000万ドル（約127億円）にのぼり、工事期間中はホテル内の全528室が一時的に利用できなくなるそうです。

この1億1000万ドルのうち、$2500万ドルがゲストルームの修復工事に充てられ、残り8500万ドルはロビーやプールなどの施設に費やされます。この改修工事が完了すれば、同ホテルには新たに3つのプールのほか、新感覚のレストランやスパ・サービスのための6部屋が追加。ロビーとホテル内のショップのリニューアルやメーンビルディング内にあるゲストルーム350室のアップグレードも行われる予定になっています。

「ピンク・パレスが持つ荘厳な趣や建物の特徴となっているピンク色は残します」と、ザ・ロイヤル・ハワイアンの関係者。一部の工事は継続される見込みながら、来年12月にはお色直しがほぼ終わったところから順次オープンされ、翌09年1月には正式にオープンされる予定とのことです。

ザ・ロイヤル・ハワイアンは、オアフ島で「シェラトン・ワイキキ」、「シェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテル」、「モアナ・サーフライダー・ウェスティン・リゾート」などを経営するスターウッド・ホテル・アンド・リゾート社の傘下。同社では今後延べ4年間にわたって、これらのホテルを対象に、総額7億5000万ドル（約863億円）にのぼる大規模な改修工事を行う計画となっています。