ハワイロード

ハワイ島で「インディ・ジョーンズ4」のロケ隊が撮影中

ヒロの北にあるハマクアコースト近郊で約3週間

ハリソン・フォードが型破りな考古学者を演じる大人気冒険ファンタジー映画シリーズ「インディ・ジョーンズ」4作目のロケ隊が7月中旬から、ハワイ島ヒロの北にあるハマクアコースト周辺で撮影中です。スティーブン・スピルバーグ監督やハリソン・フォード一行は、約3週間にわたってハワイ島のハマクアコースト周辺に滞在予定。1989年のシリーズ第3作「最後の聖戦」以来、18年ぶりとなる新作は今年6月から撮影を開始し、2008年5月22日に世界中で公開される見込みになっています。

新作の正式タイトルは不明ですが、制作を総指揮するジョージ・ルーカスによると、「インディ・ジョーンズ4」の企画を思いついたのは、ルーカス自身だったそうです。「ストーリーの展開に最高の効果を発揮するアイデアを思いついた。ただ、それは他の作品ですでに用いられてしまっているものだった。だから、スティーブンとハリソンが評論家に批判されることを気にしたので、改めて僕らは2年くらい他のアイデアを出し合ったんだ。結局、最初に思いついたアイデアを活かしながら、問題がある部分を取り除いた」と、オブラートに包んだように話しています。

こうして、ストーリーの問題は解決したようで、6月から行われたロケでの内容=写真、(C) Splash=を振り返ると、現場では多くのクラシックな仕様の自動車が使われたことから、時代背景は1950年代と推定。また、アイビーリーグの名門、エール大学講堂でインディが講演しているシーンも撮影されたそうです。また、スピルバーグ監督は「この映画にはドラマに重要な役割を果たす若い女性の役がある」と、かねてから発言。ハワイ島では、インディがロシア軍兵士と戦う場面をハマクア滝周辺で撮影していた、という情報もあります。このような点から、第1作「レイダース/失われた聖櫃〈アーク〉」のように、ジャングルでのアクションがふんだんにあるようで、来年の封切りが待ち遠しいですね!

なお、スピルバーグ作品のうち、ハワイでロケされたものは、「ジュラシック・パーク」(オアフ&カウアイ島)、「ロスト・ワールド」(カウアイ島)などが有名です。