ハワイロード

ハリウッドスターのジョン・トラボルタ夫妻がチャリティーイベント

麻薬リハビリセンター建設のための資金活動の一環

ハワイ出身のハリウッド女優、ケリー・プレストンさんと夫で日本でも人気の俳優、ジョン・トラボルタ夫妻が主催する「麻薬リハビリセンター」建設資金のための超豪華ディナーパーティーが5月24日(木)夕、ホノルルのカピオラニ通りに沿いに新しくできたパシフィックデザインセンターで行われました。1人$2500ドル(約30万円)という破格のディナー料金にもかかわらず、地元ハワイの政財界関係者など約200人が出席。この日、寄付で集まった約$50万(約6000万円)は、ハワイに初めて建設される薬物乱用や中毒を予防、教育、リハビリテーションする非営利団体「ナルコノン(Narconon)・ハワイ麻薬リハビリセンター」の資金に充てられます。

当日は、ハリウッドさながらにパシフィックデザインセンターの華やかなレッドカーペットに颯爽と現れたジョン・トラボルタ夫妻=写真。地元オアフ島生まれ&育ちの妻、ケリーさんは「今、ハワイが抱えている深刻な麻薬問題の力になるために、故郷に戻ってきました」と説明。彼女は3年前から、「ナルコノン・ハワイ麻薬リハビリセンター」設立のための活動を、各学校やハワイ州政府と共に続けていました。「まだ、今始まったばかり。今後も活動を続けて、ハワイの他の島にも同じような麻薬リハビリセンターを建てていきたいわ」と抱負を語っていました。

早ければ、2、3ヵ月後をメドに、ホノルルに次ぐオアフ島第2の都市カポレイに完成予定の「ナルコノン・ハワイ麻薬リハビリセンター」。この施設には、60室を完備し、リハビリだけではなく、各学校などで子供たちの麻薬防止のための各種教育プログラムも実施されます。ナルコノンは全米約40カ所、世界各国に185以上の施設を持つ非営利団体で、世界的な薬物の予防、教育やリハビリに活躍しています。

当日はハワイロードの若手スタッフ2人がご招待を受けて出席したのですが、「カメラを向けると微笑みながらこっちを向いてくれるし、質問に対する答えを聞きそびれて、再度聞いても、きちんと笑顔で答えなおしてくれました」と、「さすがハリウッドスターは違う」と感心してオフィスに戻り、良い経験になったようです。