ハワイロード

「LOST」撮影フィルムがホノルル空港のX線検査装置で消去

再撮影には約30万ドルが必要 

全米のTVシリーズで高視聴率を誇る大人気サバイバル・サスペンス「LOST」の撮影済みフィルムが、ホノルル国際空港のX線検査装置で消去されてしまう、というアクシデントが発生していたことが20日(火)までに分かりました。全世界186カ国で大ヒットし、社会現象まで巻き起こしている超話題作だけに、関係者は思いがけない収録場面のLOST(消失)に頭を痛めているようです。

撮影済みフィルムを納めた缶には、「X線検査装置を通さないよう」との注意書きが貼られていたそうですが、それにも関わらず、ホノルル国際空港の手荷物検査係員が機械に通してしまったため、中にあったフィルムの全収録映像が台無しになったということです。ちなみに、消されてしまった場面を再撮影するには、約30万ドル(約3600万円)の経費が必要だということです。

LOSTのロケ地にはオアフ島のノースショアやクアロア牧場などが登場するため、日本のハワイファンにも非常に人気があり、シーズン2 のDVDがレンタル中となっています。