カラフルな小片の布地を縫い合わせたパッチワーク紹介
初期ニューイングランド文化の香りが漂うミッション・ハウス・ミュージアムで2007年2月17日(土)まで、毎年恒例のキルト展が開催されています。今回の展示は「フロム・ピース・トゥ・マスターピース(From Pieces to Masterpieces)」。会場となっているチェンバーレイン・ハウス1階では、伝統的なデザインから現代風のものまで、カラフルな小片の布地を縫い合わせたパッチワークを紹介しています。キルト展だけの入場料は$ 5。
今回の展示で注目されるのは、19世紀中頃からの当時ハワイを訪れた宣教師たちが布教した時代のパッチワークをはじめ、ユニークなアフリカン・アメリカン・パッチワーク、トップのほか、地元ハワイのキルターたちのコンテンポラリー・パッチワーク。ハワイアンキルトの展示はありませんが、かなり古くて貴重なパッチワークキルトがあるので、是非訪れてみてくださいね。
ミッション・ハウス・ミュージアムは、英国の冒険家ジェイムズ・クックがハワイを発見してから42年後の1820年にボストンから南米最南端のホーン岬を経由し、6ヵ月間もの航海の末に到着した宣教師たちの住居や作業場、倉庫の一部を保存したもの。ハワイでは数少ない初期のニューイングランド文化に触れられるだけでなく、19世紀初頭のハワイにタイムスリップできるオススメの場所です。
◎キルト展「フロム・ピース・トゥ・マスターピース」
会場:ミッション・ハウス・ミュージアム
住所:553 S.King St. Honolulu, HI 96813
開催期間:2007年2月17日まで
開館日時:10:00~16:00(火~土)
入場料:キルト展のみ$ 5。大人$10、学生(6才から大学生)$6、55才以上$8、
(5歳以下無料)
休館日:日、月、祝祭日
電話:(808) 531-0481
アクセス:ワイキキ(クヒオ通り)からザ・バス2番か13番を利用、下車すぐ
ホームページ:www.missionhouses.org