ハワイロード

「トランプ・インターナショナル・ホテル&タワー」に申し込み殺到

ワイキキの最高級分譲型ホテル 全460室に対し、2000件を超える購入申込み

世界的な大富豪でアメリカの不動産王でもあるドナルド・トランプ氏が31日(火)までに、東京都内で記者会見し、ハワイのワイキキに建設中の分譲型最高級ホテル「トランプ・インターナショナル・ホテル&タワー・ワイキキビーチウォーク」に、すでに2000件を超える購入の申込みがあったことを明らかにしました。この通称トランプ・ワイキキ・タワーは全460室。1部屋の価格は日本円で約4800万円から最高4億8000万円という桁外れの超高額となっていますが、富裕層にとっては投資目的の対象として高評価され、日本人の申込み数も相当数が殺到しているそうです。

この分譲型最高級ホテルは2007年初めに着工し、2009年の開業予定。日本の分譲マンションのように、ホテルの客室を販売するのが特徴となっています。オーナーは自由に利用できるだけでなく、利用しない期間はバケーションレンタルとして普通のホテル客室として提供され、宿泊料の一部をオーナーが受け取れる仕組みが人気の秘訣となっているようです。

購入者は11月10日に、ホノルル(ハワイ時間9日)と東京で同時に行われる抽選会で決定する見込みで、ホノルル-東京間を回線でつなぎ、日本国内からは映像を見ながら参加するという不動産業界では初の試みだそうです。また、トランプ氏は日本国内でも不動産投資をするための物件選定に乗り出したことも表明しています。