フィリップ・リカードがアラモアナ・センターにオープン

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フィリップ・リカードがアラモアナ・センターにオープン

ゴールドに文字を刻むハワイアン・ジュエリーの老舗で有名

ハワイアン・ジュエリーの老舗で知られる「フィリップ・リカード」が、アラモアナ・センターの1 階にオープンしました。同店が誇るハワイアン・ジュエリーは通常の2倍以上の厚みがあるヘビー・ゴールドと最高級のガラス・エナメルを使用し、すべて保証付き。「母から娘、その娘から孫へ」と受け継いでゆける高品質の商品が自慢だそうです。このショップのオープンで、より多くの人たちがハワイアン・ジュエリーの魅力や美しさに興味を持ち、これまで以上に身近に感じられるチャンスが増えそうです。

自社工房を持ち、イエローゴールドのオリジナル素材だけでなく、最近ではシルバーのものも丹精こめて作られているだけに、観光客だけでなく地元の女性たちにも人気があります。オーナーのフィリップ・リカ－ド氏は「ハワイアン・ジュエリーは単なる宝飾品やアクセサリーではなく、ハワイの人たちにとって歴史の一部であり、ハワイが世界に誇る芸術品。お客様にはショッピングだけでなく、ハワイアン・ジュエリーの素晴らしさを十分に堪能してもらいたい」と話しています。

ハワイアン・ジュエリーは、当時イギリスのヴィクトリア王朝と親交が深かったハワイ王朝最後の女王リリウオカラニが、1862年に4歳で亡くなったアルバート王子の死を悼んで「ホオマナオ・マウ(永遠の思い出）」という文字を記したブレスレットを作らせたのが始まりとされています。その後、リリウオカラニは宮殿近くにあった女子校のアトキンソン校長に「アロハオエ」と刻んだブレスレットを贈呈。これが生徒達の目にとまり、以来、ゴールドに文字を入れるハワイアン・ジュエリーが広まったそうです。ハワイアン・ジュエリーは今でも愛を込めて贈り合う、ハワイの人々にとってはお守り的存在のジュエリーとされています。