ムービング・ウォークウェイ(動く歩道)の設置
ホノルル国際空港などハワイの4島5空港で、大幅に施設が改善されることになりました。ハワイ州政府が発表した総予算23億ドルにのぼる「空港近代化プラン」で、今後12年間にわたる計画となっています。計画では、5年以内の短期と5年以降12年で取り組む中長期に分けられ、短期的なものは随時、実施されることになっています。
総予算のうち19億ドルはホノルル国際空港に当てられ、1000台収容の新駐車場ビルを建設するほか、到着時用にムービング・ウォークウェイ(動く歩道)を設置し、入国審査場への移動途中でターミナル間を運行するウィキウィキ・バスの新車輌導入、空港内を暗く印象づけている天井は外して開放感のある空間を作り出し、古いゲートの改善などが含まれています。
また、新たにセキュリティ・チェックと荷物の仕分けが同時にできるインライン・スクリーニングの導入で、ロビーにある荷物検査機などの設備を一掃して、より広い空間を生み出すそうです。ホノルル、カフルイ、コナ、ヒロ、リフエの各空港には爆発物探知システムも設置され、長期的には到着ゲートの増設、空港内の移動鉄道などの設置も予定されています。
◎ホノルル国際空港など州内の4島5空港で施設を改善
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