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主婦たちの話題は「もうビーチは大丈夫?」

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私ごとで恐縮ですが、今日は下の娘の5歳の誕生日でした。

産まれてまもなくハワイに来た娘。自分が産まれた日本という国のことをほとんど知りません。最近、少しずつ、私より上手な発音で話す片言の英語に嬉しかったり、悲しかったり。そんな言葉を聴きながら、「あれから、もう5年の月日が経ったんだ」と、少し感慨にふけってみたりもしました。

小さなバースデーケーキを家族で食べながら、娘が通うプリスクールでのことを尋ねてみました。「いっぱいプレゼントをもらったし、先生たちに『A Special Girl Is 5 Today!』という寄せ書きをもらった」ことが、ことのほか嬉しかった様子。普段、仕事にかこつけて、あまりかまってやれないだけに、反省もしつつ、内心「ホッ」とした気持ちになったのも事実でした。

ハワイでは、こういうケースではよくビーチパークや近くの公園にお友達の家族が集まってささやかなお祝いをしたりします。娘も当初の予定では、アラモアナ・ビーチパークにあるマジックアイランドで些細なパーティーを催すはずでした。が、先日のアラワイ運河に放出された未処理の下水の影響で、マジックアイランドは今も遊泳禁止。子供たちが走り回るであろう近くの芝生も「汚染されている可能性が強いかも?」というお母さんたちの話し合いで、急遽、別の公園へ移動することになったそうです。

私は今日の午前中、高級住宅地があるカハラのビーチ近くにいたのですが、あの綺麗で美しいビーチに、海水浴客の姿はまばら。肉眼では分からないほど綺麗な海でしたが、泳いでいるのは年配の男性ひとりでした。米国人の知人に「みんな海に入ってないね?」と話すと、ハワイで産まれ育った知人は「僕もあとしばらくは泳ぎたくないよ」とポツリ。毎日、アラワイ運河で練習に励んできたカヌークラブの一つが「こんな所で、子供たちに練習させたくない」ということで練習場所を移転するという話もあります。

今、ハワイの主婦たちが顔を合わせれば「もうビーチは大丈夫かな?」「近海産の魚を食べても良いの?」という話題に集中するそうです。ハワイという言葉からイメージされるのが、綺麗な海と青い空。そんな海から、悲鳴にも似た波音が聞こえてくる気がしてなりません。

 

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