ハワイロード

ユーカリ

ワイルクの群庁舎前に、樹齢50年くらいと思われるユーカリの木がある。なぜ、ハワイにユーカリか気になったので、ハワイ大学で農業を専攻した知人に尋ねると、放置されたサトウキビ畑の跡地にユーカリを植えたのだそうだ。サトウキビ畑では肥料をまきすぎて土壌の富栄養化が深刻で、成長が早く土壌から過剰な栄養塩を吸い取ってくれるユーカリを植えることで浄化を図ったと教えてくれた。ユーカリは伐採してチップにし、紙の原料として考えられたが、環境保護運動の煽りで今では放置されたままになっている。