仏像の手元には、誰かに持たされたと思われるプルメリアの花びん。その頭上にはプルメリアの写真まで飾られているという、日本のお寺関係者がご覧になると、引っくり返りそうになりそうなシーンに出あいました。ミックスカルチャーが自然のハワイだから、「おおらか!」と言ってしまえば、それでいいのかもしれませんが、こういうところにも文化の違いがちょこっと垣間見えます。日本的な宗教感では、まずもってのほか、でしょうね。でも、ハワイ的な多民族の文化や習慣も受け入れる寛容の心で見ると、それほど大事なものなら、さらに素敵な花で飾ってあげましょう、ということでしょうか。