120億円をかけた全客室の改装終了

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120億円をかけた全客室の改装終了

■ハイアットリージェンシーワイキキ■

　約120億円をかけて昨年6月から大規模な改装工事が行われていた「ハイアットリージェンシーワイキキビーチリゾートアンドスパ」で、ツインタワー外壁のメンテナンス、全1,230室の客室とリージェンシーフロアの改装などを含むすべての工事が4月20日に完了した。

　今回の大規模な改装工事にあたり、1年を通して最も利用者が多い日本人宿泊者にアンケート調査・分析を実施。「客室で必要なアメニティーは？」の質問に対し、1.Wi-Fi環境の整備、2.ウォシュレットの設置、3.客室内スリッパ、4.歯ブラシ・歯磨き粉、という回答があった。この結果を分析し、「日本のお客様に快適なお部屋」を目標に、新しくなった客室の特徴は次の通り。

・全客室にTOTOウォシュレットを設置（ワイキキ初）
・ツインの部屋にクイーンサイズベッド（約160ｃｍ幅）2台
・アメニティーの充実（全室にスリッパ、歯ブラシ、歯磨き粉を追加）
・6口のコンセントユニットをテーブルに設置
・スマートフォンや携帯の充電に対応するため、ベッド横のボードに合計コンセント4口、USB充電4口設置
・55インチの液晶テレビ
・全室でWi-Fiの利用が無料（Wi-Fi中継アンテナを各客室に設置）
・全客室にウエディングドレスをかけられるフックを設置

　Wi-Fiについては、これまで以上にシームレスなサービスと快適さや利便性を追求した滞在を楽しめるよう、ホテル内の客室とパブリックスペースなどで、モバイル機器やノートパソコンのWi-Fi接続が無制限で無料で利用できる。

　今回の改装は、2009年のスイートルーム、2011年の1,300万ドルを投じたホテル内レストランとジャグジー、リージェンシークラブとラウンジエリアの改装、最近のナレアテラス増床工事など、過去5年にわたる改善計画に引き続き実施された。