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メッセージ入りボトルがカウアイ島に漂着

Photo courtesy : AP

■鹿児島の小学生が2006年に卒業記念で海へ■

カウアイ島にある米海軍太平洋ミサイル試射場のビーチにメッセージが入ったボトルが流れ着いているのをさる15日、海軍の下士官ジョン・ムーアさんがビーチの清掃中に発見した。見つかったのは、鹿児島県霧島市の国分小学校の児童(当時)が2006年3月25日、卒業記念として海に流したもの。このボトルは約5年半かけて、7000km離れたカウアイ島へ漂着した。

見つかったのは、現在、霧島市立国分中央高3年の有川早紀さん(17)が流したボトルだった。有川さんら児童32人は卒業式の翌日だった3月25日に、志布志湾の沖合で船上からひとり3本ずつ海に放流。誰が拾ってくれるのか、「わくわくした気持ちでいっぱい」、「あなたの国のことを教えてください」などと、日本語や英語のメッセージに、平和の象徴である4つの折り鶴や6年生の学級写真などと一緒に詰めて流した。

発見者のムーアさんは日本に住んだ経験があり、現在も妻子は日本に在住している。「漢字で書かれていることは分かったが、英文もあったので良かったよ。学校に返事を書きたい」と、偶然見つけた日本との縁を喜んでいる。また、「今度、日本へ行く機会があれば鹿児島を訪れたい」と、話している。

今回、米メディアなどから知らせを受けた有川さんら当時の国分小学校卒業生ら14名が、これを機会に母校で再会。太平洋を約5年半かけて漂流した小さなボトルに思いをはせた。流したボトルはこれまでに、アラスカやハワイの別の場所など計4回米国の漂着先で発見されている。

 

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