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米通信大手のAT&TがTモバイル買収へ

■ベライゾン抜き米国最大手に躍り出るか?

ハワイでも今や、スマートフォン(高機能携帯電話)はなくてはならない存在になっている。現在、双壁と言えるのが「AT&T」が独占販売を原動力に加入者を伸ばしてきたアップルの「iPhone4」と、「Tモバイル」が対抗して昨年12月に世界最大の家電量販店Best Buyでのみ販売、最新のAndroidを搭載するGoogle Phone 「Nexus S」。このAT&Tが22日までに、欧州最大の通信キャリア「ドイツテレコム」傘下の携帯電話会社「TモバイルUSA」を買収することになった。

買収総額は、推定390億ドル(約3兆1500億円)。AT&Tは日本のソフトバンクと同様に、これまで「iPhone」の独占販売で加入者数が大きくアップした。ところが、ライバルで米国最大手のベライゾン・ワイヤレスが今年2月からiPhoneの販売を始めたことで、新たな戦略を模索。一方、Tモバイルは米国で低料金路線を展開していたが、伸び悩んでいたことから、両社の思惑が一致した。

今回の買収は米当局の承認を経て約1年後に実現すると見られているが、AT&Tは首位を走るベライゾンを抜いて業界トップに躍り出る。加入者数も、AT&Tの9500万人とTモバイルの3400万人を合わせ、計1億2900万人。また、基地局の確保によりネットワークの拡充を図り、第4世代(4G)ネットワークのカバー範囲も拡大すれば、推計でさらに4650万人が利用可能になる。

そこで、一般利用者が一番知りたいのが、今回の買収が料金に与える影響だ。まだ公表されてはいないが、買収発表時に同社は「過去の歴史を振り返ると、携帯電話会社が効率性追求を目的に合併すると、米国の携帯電話料金は値下がりしている」と指摘。スマートフォンの爆発的なヒットで売上を伸ばした通信会社だけに、今から利益の還元に期待する声は多いのだが・・・

 

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