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米国への留学生数1位は中国、日本は6位へ

■日本人留学生の数は5年度連続で減少

ハワイ大学など「米国の大学へ留学している学生数(2009~10年)」に関する米国際教育協会の調査で、中国が約12.8万人で、これまで8年間1位だったインド(約10.5万人)を抜いてトップに返り咲いたことが3日までに明らかになった。日本は5年連続の減少で、台湾に抜かれ5位から6位にダウン。対照的に、米国への留学生数は前年より2.9%増え、過去最高の69万人となっている。

トップの中国は前年から29・9%増加で、留学生全体の18%を占める。インドは前年比2%アップで全体の15%。3位が韓国で4%減の7.2万人。4位のカナダ、5位の台湾はともに5%のダウンだった。6位の日本は15・1%減の約2・5万人。あとは、サウジアラビアが7位、メキシコが8位、ベトナムが9位、トルコが10位の順になっている。

世界的な不況で、3位の韓国から6位の日本に至るまで、留学生の数が軒並み減少しているなか、アップ率で最高だった中国が全体の数を押し上げている。

米国への日本人留学生数は1994年から4年にわたりトップの座を占めていたが、その後は国の経済に比例するかのように中国に抜かれ、2001年以降はインドが首位だった。日本から米国に留学する学生数はこの10年で40%近く減少し、米国における留学生全体に占める日本人留学生の比率は、13年前の10.1%から4.4%にまで低下しているとの指摘もある。

一方、日本の文部科学省の調べで、2008年に日本からの海外留学生の数は約6.7万人で、07年より11%減少したことも分かった。逆に、日本へ来る外国人留学生の数は、過去最多の約14万人(2010年5月調べ)となっている。日本から海外へ留学する人の数は、2004年をピークに、ここ数年は減少傾向にあることが明確にうかがえる。

昨年、ノーベル化学賞を受賞した米パデュー大学の根岸英一・特別教授が、「若者よ、海外に出よ」と語り、「日本を外側から見るという体験は重要だ」とのコメントは今の学生たちはどう響いているのだろうか?

 

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