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「パイレーツ・オブ・カリビアン」最新作がハワイでロケ

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オアフ島とカウアイ島で今夏撮影の予定

ディズニーランドの人気アトラクションの一つ「カリブの海賊」をモチーフにした大人気アドベンチャー映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ最新作の「パイレーツ・オブ・カリビアン4:オン・ストレンジャー・タイズ(原題Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides)」のロケーションが今年の夏に、ハワイのオアフ島とカウアイ島で計画されていることが22日までに明らかになった。前作「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」の一部はマウイ島やモロカイ島で撮影。今回の新作ロケに伴い、雇用促進やメディアに登場することで観光業に依存する地元経済への波及効果も期待されている。

期待のシリーズ4作目となる「パイレーツ・オブ・カリビアン4:オン・ストレンジャー・タイズ」の全米公開は、2011年の夏に決まった。ジョニー・デップ演じるキャラクター、ジャック・スパロウが若返りの泉を見つけるためにキャプテン・バルボッサと協力しあって冒険の旅に出るというストーリー。ロケは今年4月か5月頃からスタートされる見込み。ジェリー・ブラッカイマーが引き続きプロデュースし、「シカゴ」のロブ・マーシャル監督がゴア・ ヴァービンスキーに代わってメガホンを取る予定だ。

サブタイトルを直訳すると「奇妙な潮流」といったところ。米国の小説家ティム・パワーズが1987年に発表した伝奇小説「On Stranger Tides(幻影の航海)」がベースになったストーリー構成ではと噂されている。この小説がパイレーツ・オブ・カリビアンの世界観ではないのか、と以前より囁かれており、18世紀のカリブ海を舞台に、父親の遺産を奪われた青年が海賊と共に不老不死の泉を探しに行くという物語。最新4作目のストーリーは、シリーズ3作目「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」の最後でジェフリー・ラッシュ演じるキャプテン・バルボッサがジャック・スパロウを置いて「若返りの泉」を探しに出たが、4作目では一緒に若返りの泉を探すストーリーとなる模様だ。

日本では2003年8月2日に公開された第1作目「パイレーツ・オブ・カリビアン / 呪われた海賊たち」の興行収入は、全米で約3億500万ドルの大ヒットとなった。従来、「海賊映画は成功しない」といわれて、俳優らからは演技力を問われない子供向け海賊映画は敬遠され気味だった。が、主演のジョニー・デップは我が子に「出演してみれば」と勧められたことで、オファーを受諾。エキセントリックだが、ユーモア溢れるジャック・スパロウを演じたことで、アカデミー主演男優賞にノミネートされた。

 

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