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ミッシェル・ウィーがタイガー・ウッズの後輩へ

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タイガーも通った名門スタンフォード大へ進学決まる

ハワイの名門私学プナホウ高校に通う女子ゴルフ界で注目のミッシェル・ウィー選手(17)が、来秋からタイガー・ウッズも在学した米国の名門スタンフォード大へ進学することが決まったそうです。昨年10月にプロ転向を宣言したものの、まだ米女子ツアーでは未勝利のため、一部で同校卒業後はゴルフに専念するのでは、という見通しも有力でした。

スタンフォード大は米西海岸屈指の名門校。これまで多くの政財界人や芸術家らを輩出し、入学に学業成績だけでなくスポーツなど課外活動の実績が重視されることでも知られています。ゴルフ界では、タイガー・ウッズも在学しましたが2年で退学。ウィー選手は米国のメディアに対し「だれも信じていなかったと思うけど、私の夢の一つだったスタンフォード大に入ることができた。学業もやり通して、何とか卒業したい。大学ではビジネスか経済学、マーケティングを専攻したい」と抱負を語っています。

ウィー選手はこれまで常々、進学希望を口にしていましたが、プロ転向後、ソニーやナイキなどとスポンサー契約を結び、今年は推定年間2000万ドル(約23億6,000万円)の収入を得たため、進学を疑問視する声も関係者の間に広がっていたようです。

韓国系アメリカ人の両親の間にハワイで生まれたウィー選手。父はハワイ大教授というアカデミックな環境で育っただけに、周囲は学問に熱心。高校もハワイ屈指の名門進学校に在籍しており、憧れのスタンフォード大へ入学が決まって、明るい表情を見せています。

4歳の時に父の教えでゴルフを始め、5歳でドライバーの飛距離が100ヤード超など、早くから才能を発揮したウィー選手。10歳で全米女子プロアマチュアリンクス選手権に最年少で出場。13歳の時に同大会に史上最年少で優勝。アマ時代から男子ツアーも視野に入れ、2004年に米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイに主催者推薦枠で出場。惜しくも1打足りずに予選通過はならなかった。同年の女子ツアーのグランドスラム初戦となるクラフト・ナビスコ選手権4位、全米女子オープンは13位タイに入るなど頭角を表し、昨年は全米女子プロゴルフ選手権で2位に入る活躍でした。

ウィー選手の魅力は、183cmの長身から打ち出す300ヤードを越えるドライバーショット。タイガー・ウッズ以来の逸材として世界中から注目されています。プロ転向前から女子ツアーと学業という二足のワラジには慣れているようですが、アメリカの大学生活はかなり厳しく、タイガーも結局は2年で断念し、プロ転向と同時に退学。彼女のプレーはもちろんのこと、学業での奮闘にもエールを送りたいですね。ちなみに、ウィー選手の新年の幕開けは、自身初の予選通過を目指すソニー・オープン・イン・ハワイとなっています。

◎ミッシェル・ウィー

生年月日:1989年10月11日
身長:183cm
足のサイズ:28cm
出身地:ハワイ州ホノルル
出身校:プナホウ高校在学中

 

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